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郵政民営化 政府が5社認可 国内最大規模のグループへ

政府は9月10日、10月1日の郵政民営化で発足する日本郵政グループ5社の経営方針となる「実施計画」を認可した。
現在の日本郵政公社(本店:東京都千代田区)から資産や業務を引き継ぐ枠組みや上場計画の大枠が承認され、金融分野での住宅ローンや第3分野の保険など新規事業へ参入する方針も盛り込まれた。郵政側は新規事業の早期開始を目指しているが、民間からは「拡大路線」への反発も強い。

10月に誕生する郵政グループは、持ち株会社の日本郵政と、その傘下となる郵便事業会社、郵便局会社、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の5社。社員数は24万100人に上り、国内最大規模の企業グループとなる。

実施計画では、一般企業の最終(当期)利益に当たる純利益について、08年度は5080億円、11年度は5870億円を見込んでいる。ゆうちょ銀、かんぽ生命保険の金融2社は、早ければ民営化から3年後の10年度中に上場し、持ち株会社も同時期の上場を目指す。

増田寛也総務相(55・東京都出身・前岩手県知事)は同日、民営化準備会社の日本郵政の西川善文社長(69・奈良県出身)に認可書を交付し、

「郵便局のネットワークやサービスの維持、法令順守体制の整備の徹底、経営の健全性確保に留意してください」
と注文をつけた。一方、西川善文社長は

「目前に迫った民営化にむけて万全の体制で取り組んでいく」
とするコメントを発表した。

 ◇郵政民営化の実施計画の概要◇
 ■日本郵政(持ち株会社)
 金融2社を10年度中に上場し、日本郵政の同時期上場も準備する。
 ■郵便事業会社
 ダイレクトメール企画・発送、ゆうパックを強化する。航空機利用のアジア向け物流(エクスプレス)事業に参入する。
 ■郵便局会社
 自動車保険、変額年金保険の販売、東京・名古屋・大阪の中央郵便局の再開発を行う。
 ■ゆうちょ銀行
 住宅ローン、カードローン、クレジットカード事業に参入する。11年度末の預金残高は164兆円を見込む。
 ■かんぽ生命保険
 第3分野の新商品開発、直営81店舗で中小企業経営者向け保険など法人営業に参入する。11年度末の総資産残高は91兆円を見込む。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070911-00000011-maip-bus_all
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070911-00000063-san-bus_all

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