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ニコス社員4割削減 最終利益予想1118億円赤字に修正

三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG・本社:東京都千代田区)は20日、ノンバンク事業の再編策を発表した。クレジットカード最大手の三菱UFJニコス(本社:東京都千代田区)の信販事業を信販大手のジャックス(北海道函館市)に譲渡し、三菱UFJFGが来夏をめどにニコスを完全子会社化する。
ニコスは大幅な人員削減にも踏み切る。他のメガバンクも独自のノンバンク戦略を展開中で、業界の勢力図は銀行主導で大きく変わりそうだ。

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ニコスの再編策では、11月に行う1200億円の第三者割当増資を三菱UFJFGが引き受け、ニコスを完全子会社化。来年4月にニコスの信販部門をジャックスに譲渡し、経営の効率化も進める。ニコスは全従業員の約4割にあたる2890人の削減も予定。リストラ費用などの計上で、平成20年3月期の連結最終利益予想も、155億円の黒字から1118億円の赤字に修正した。

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ニコスの大森一広社長は同日の会見で、再編の狙いについて

「拡大するクレジットカード市場で攻めに転じる」
と語った。だが実際は、三菱UFJFG主導のノンバンク事業の立て直しの意味が大きい。カードはニコス、信販はジャックス、消費者金融はアコム(本社:東京都千代田区)に集約。それぞれが経営資源を集中し、「攻めの経営に移る」(三菱UFJ幹部)狙いだ。

ノンバンク事業については、他のメガバンクもリテール戦略の中核に位置づけている。

三井住友フィナンシャルグループ(本社:東京都千代田区)は、グループの消費者金融プロミス(本社:東京都千代田区)が三洋信販(本社:福岡県福岡市博多区)を傘下におさめ、ダイエー系のオーエムシー(OMC)カード(本社:東京都港区)の筆頭株主にも躍進。信販では三菱UFJ系だったセントラルファイナンス(本社:愛知県名古屋市中区)まで「奪取」し、業界関係者を驚かせた。

対照的にノンバンク再編に慎重なのが、みずほフィナンシャルグループ(本社:東京都千代田区)。流通系カード大手のクレディセゾン(本社:東京都豊島区)と資本業務提携しているが、出資比率は5・41%にとどまる。消費者金融に至っては、みずほFGの前田晃伸社長(62・大分県出身)は

「うちはやらない」
と明言する。

ノンバンク業界は、利息制限法の上限を超える「灰色金利」の撤廃決定や過払い利息の返還請求が相次ぎ、厳しい経営環境が続いており、各社の戦略の成否が、将来の競争力を左右しそうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070921-00000099-san-bus_all
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070921-00000006-nkn-ind
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070921-00000005-fsi-bus_all

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